フリーランスとして活躍するという選択肢は、働き方の多様化とともに今や珍しいものではなくなってきました。フリーランス人口が増えているのは事実ですが、フリーランスとして長く活躍できないまま挫折する人が少なくないのもまた事実。せっかくフリーランスのゲームプログラマーとしてスタートを切るのなら、長く続けるためのコツを押さえてフリーランス生活を謳歌しましょう。
フリーランスとして長く活躍するためには、正社員をはじめとするフリーランス以外のゲームプログラマーを超える強みを持つ必要があります。フリーランスはクライアントとの間によほど信頼を築いていない限り、やはり安定感のある正社員に依頼が向いてしまうのは無理もないでしょう。しかし、フリーランスは自ら案件獲得の可能性を広げていく必要があり、そのためには新規の依頼も重要なカギを握ります。その新規依頼を勝ち取るために大切なのが、他者と差別化できるスキルを身につけることです。
他者と差別化できるスキルとは、企業勤めのゲームプログラマーと同レベルではなくさらに上を行くような付加価値を意味します。そのような付加価値を持っているフリーランスは、クライアントに選ばれる可能性が高まるはずです。
ゲームプログラマーに限らず、フリーランス生活を長期にわたり続けるためには交渉術もカギを握ります。フリーランスの収入は単価で大きく左右されるため、納得のいく収入を得るためには適性な単価で取引をし、安請け合いしないことや単価交渉も欠かせません。クライアントも商売ですから、単価はスキルに見合う額を提示されることが基本です。さらに、足元を見られて低い単価を提示されることも少なくありません。そのため、交渉をする場合は単価アップに見合うスキルを磨くことも必要です。
単価の相場なども把握しておき、自身のスキルや相場と照らし合わせてもあまりに低い単価を提示された場合は交渉の出番です。そこで単価アップなどが見込めないときは引き受けずに断ることも必要です。クライアントの要求に振り回されることのないようにしましょう。
一つの新規案件を獲得し、その納品物の質と自身の対応が良ければまた次の案件につなげることも可能です。そこからさらに新たな人脈を紹介してもらえる場合もあります。人脈は、フリーランスのゲームプログラマーが長く活躍するうえでとても大切なポイントになります。案件から人脈を広げる以外には、フリーランス交流会やセミナーに参加するのも有効です。
交流会やセミナーは、業界でも名の知れた人が主催・講師を行っているものに参加するとよいでしょう。そのような場所を訪れることによって、普段は出会えない人と交流を図りやすくなります。
人脈は、質の良さも意識する必要があります。フリーランス同士で人脈を広げることももちろん有効ですが、講師陣とつながる機会があれば積極的に活用しましょう。
ゲーム好きなら良くご存知のとおり、家庭用ゲーム機、Webゲーム(ブラウザゲーム)、スマートフォンのゲームアプリ、ネット通信型のゲームなど、ゲームはますます多様化しています。ゲーム業界も時代の変化に伴う各種プラットフォームへの対応を余儀なくされ、次々に新しいゲームを送り出しています。そんなゲーム制作の現場で、ゲームプログラマーがおさえておかなければならないプログラミング言語とは? おさえておきたいプログラム言語はコレ!
転職活動をすすめる際の心得として、あらためて認識しておきたいこと。「転職とは即戦力として入社すること」という事実。ここをしっかりと理解することが、この先の転職活動をスムーズに進めることにつながります。企業はなぜ中途入社の社員を採用するのか?新卒採用との違いは何か?即戦力とはどういうことか?を、ひとつずつ確実に理解し、自分なりに得心しておきましょう。 転職とは即戦力として入社することである!